Shredstream UDP Forwarding 販売開始 — 生の Solana Shreds を指定の IP:port へ、6 リージョンで月額 €398

ELSOUL LABO B.V.(本社:オランダ・アムステルダム、代表取締役 CEO:川崎文武)と Validators DAO が運営する ERPC は、生の Solana Shreds をお客様が指定する IP アドレスとポートへ UDP で転送する「Shredstream UDP Forwarding」の販売を開始しました。
定価は月額 €980、現在は 月額 €398 で販売しています。同じプランを時間単位・年単位でご購入いただくこともできます。対応リージョンは アムステルダム / フランクフルト / ロンドン / ニューヨーク / 東京 / シンガポール の 6 拠点です。
本製品は、2026 年 8 月 21 日に Solana Shreds 製品ラインナップの刷新をお知らせした際に、9 月提供予定として発表していたものです。今回、価格・対応リージョン・詳細仕様を正式に公開します。
この形での配信は、Shreds まわりでお客様から特に多くいただいてきたご要望の一つであり、その要望に応える形で提供を開始しました。
なぜ UDP なのか
UDP は、受信確認や再送、順序制御のための待ち時間を持たない、シンプルでオーバーヘッドの小さいプロトコルです。そのため、配達保証よりも到達時刻を優先する用途に適しています。
Shreds はその代表的なケースです。Shreds は生成されてからアプリケーションに届くまでの時間が短いほど価値が高く、低遅延を重視するユースケースでは、UDP の特性がデータの性質とよく合います。
一方、順序や配達保証を重視する用途では、gRPC 版の Shredstream を従来どおり提供しています。ERPC では UDP と gRPC の両方を用意し、用途に応じて適切な配信方式を選択できるようにしています。
使い方と、配信が始まるまでの速さ
リージョンを選び、データを受け取るパブリック IPv4 アドレスとポートをご指定いただければ、ERPC が生の Shreds をそこへ直接転送します。
宛先設定は 30 秒周期で配信ノードに反映され、ノードの再起動は不要です。 宛先の変更も同じ仕組みで反映されるため、運用中でも柔軟に転送先を切り替えられます。
確立すべきセッションも、維持すべきハートビートもありません。お客様側は UDP ソケットを開き、当社の送信元からの UDP 受信を許可し、生の Shreds をご自身でデコードしていただく形になります。
1 つのサブスクリプションにつき転送先は 1 つ(パブリック IPv4 アドレスとポートの組)で、宛先はいつでも変更いただけます。複数の宛先で受け取りたい場合は、宛先ごとにサブスクリプションをご契約ください。
配信は自社のリージョン基盤で動いています
各リージョンでは、当社が自ら運用する ERPC プロデューサーを通して Shreds の供給を受け、そこからお客様への UDP 転送を行っています。
Solana ネットワークからお客様のソケットまでの配信経路を自社で運用することで、ERPC がその経路を直接計測し、調整し、継続的に最適化できる構成にしています。
料金
Shredstream UDP Forwarding は、ERPC の他の製品と同じ 3 つの課金サイクルで販売しています。ワークロードに合わせてご利用期間をお選びいただけます。

- 月額 — €398/月(定価 €980)
- 年額 — €3,343/年(定価 €11,760)
- 時間 — €0.69/時(定価 €1.70)
時間課金は、常時稼働を必要としない用途にも適しています。週末をまたいだ戦略のバックテスト、本採用前のリージョン検証、特定のイベントに合わせた一時的な利用など、必要な期間だけ柔軟にご利用いただけます。
6 つのリージョン
Shredstream UDP Forwarding は、アムステルダム・フランクフルト・ロンドン・ニューヨーク・東京・シンガポールの 6 リージョンで提供しています。
物理的な距離は、エンジニアリングだけでは取り除けません。光ファイバー中の光は 1 ミリ秒あたり約 200km しか進まず、CPU、NIC、カーネルをどれだけ最適化しても、地理的な距離そのものによる遅延は残ります。より早く届けるためには、受信側に近い場所から配信を始めることが重要です。
この 6 拠点は、ERPC がすでに Solana インフラを運用しているリージョンです。UDP 転送も、当社がレイテンシの最適化を重ねてきた同じネットワークとデータセンター基盤から提供します。
ラインナップ 1 本分の後継として
2026 年 8 月 21 日に、専有 Shredstream 製品と Stream Bundle を 9 月 5 日で終了し、UDP 配信を中心にラインナップを組み直すことをお知らせしました。Shredstream UDP Forwarding は、その後継となる新しい配信製品です。
専有型製品はサーバーやエンドポイントを単位として販売していました。一方、お客様が本当に必要としていたのは、より早くデータを受け取ることです。そこで今回は、マシンそのものではなく、低遅延な Shreds 配信そのものをサービスとして提供する構成にしました。
共有型の Shreds 製品に変更はありません。Direct Shreds Connect、Shreds Bundle の複数 IP プラン、ERPC Bundle に含まれる Direct Shreds Connect は、いずれも従来どおり提供を継続します。gRPC 版の Shredstream も継続し、Yellowstone Geyser gRPC も影響を受けません。
プレミアム階層を準備中です
本製品の上位にあたるプレミアム配信階層も準備しています。時期・価格・仕様については、内容が確定した段階であらためてご案内します。
ご関心のある方は、プラットフォームにアカウントをご登録ください。提供準備が整い次第お知らせします。
ご利用の開始
Shredstream UDP Forwarding は、ERPC Web ダッシュボードからご購入いただけます。
全プランの料金はこちらに掲載しています。
9 月 5 日に提供を終了した専有 Shredstream 製品からの移行をご検討の場合は、ダッシュボードのサポートチャットからご連絡ください。これまでのご利用構成に合わせて、適切なリージョンと宛先をご案内します。
ERPC は今後も、Solana のデータが生成される場所からお客様のアプリケーションに届くまでの経路全体を 1 つのシステムとして捉え、ネットワーク・データセンター・ハードウェア・カーネル・配信方式のすべてにわたって最適化を続けてまいります。


